トップページ外壁・屋根の塗装

外壁の塗装を済ませたお宅で、気になるのは軒先の鼻隠し板や、破風板が未塗装であったり、いい加減な塗装で終わっていることです。あわせて屋根が未塗装な点です。外壁に比べて屋根の塗装費はかなり安くなるはずですので、同時に塗装することが望ましいでしょう(屋根の劣化は雨漏りの原因になりやすいからです)。また軒樋が傷んでいるようであれば、同時に取り替えれば安い費用で済みます。

、塗装を行う理由は当然、汚れが目立ってきたことや、屋根材・外壁材の劣化が進んできたことです。
しかし外装の塗装材はいろいろあります。どの塗料を選べばよいのか気になるところです。

塗装材  特徴  耐用年数  材料費(㎡当たり)
2回塗 
 
 アクリル系  一番低価格の塗料ということもあって
よく使われますが、耐用年数が短く、
汚れやすいという欠点があります。
 7年前後 ¥300
 
 ウレタン系  二番目に安い塗料。耐水性・耐薬性など
アクリル塗料の欠点を補っているが変色の
可能性がある。
 10年前後  ¥680  
 シリコン系  よく使われている塗料といえるでしょう。
防汚性・透湿性も優れているため、建物内の
結露防止にも良い。
 13年前後 ¥980   
 フッソ系  耐候性・低摩耗性・不燃性など多くの性能が
あるが値段が高い為、一般住宅にはあまり
使われていません。
 17年前後 ¥2,330   
 遮熱塗料
ガイナ
 夏涼しく、冬暖かい。その他にもいろいろな
性能が確認されています
 20年以上たっても劣化せず ¥1,720   
  遮熱塗料
ガイナ以外
 おもに夏における、屋根・外壁の温度を
下げる特徴があり、ふゆのさむさについては
対応が遅れている。
 12年~20年、
遮熱塗料の種類により変わります
\1,350~\2760   

* 材料費の中には下塗りシーラーの値段は入っておりません。塗装面によってシーラーの種類が変わるからです。
  おおむねは  200~ 300円位でしょう。

* 屋根については上記の塗装材で、各メーカーとも屋根用の塗料があります。

* 金属面についても同じ。

空間建築研究所 30坪戸建住宅 塗装費工事費(材工共・足場15万円は別途)

   屋根・壁共 屋根のみ   外壁のみ
 アクリル系 ¥600,000  ¥ 160,000 ¥ 440,000
 ウレタン系 ¥640,000 ¥ 180,000 ¥ 460,000
 シリコン系 ¥690,000 ¥ 190,000  ¥ 500,000
 遮熱塗料
ガイナ
¥1,100,000  ¥ 370,000  ¥ 730,000